「久しぶりに印刷しようとしたら、フィラメントがスプールの中でポキポキ折れていた」
「印刷中にパチパチと音が鳴って、表面がザラザラになり糸引きがひどい」

これらはすべて「フィラメントの吸湿(湿気)」が原因です。
特にPLA、PETG、ナイロンは空気中の水分を急速に吸い込みます。

1. 吸湿したフィラメントで起きる3大トラブル

  • ポキポキ折れ: 柔軟性が失われ、エクストルーダーやAMSのチューブ内で破断して詰まりの原因になります。
  • 表面の気泡と糸引き: ノズル内で水分が急激に沸騰し、蒸気によって樹脂が不均一に押し出されます。
  • 層間密着の低下: 強度が著しく落ち、手で押しただけでパキッと割れてしまいます。
  • 2. コスパ最強!500円で作れる自作ドライボックス

    高価な専用フィラメントドライヤーを購入しなくても、以下の組み合わせで十分な防湿環境が作れます。

  • 食品用密閉タッパー(パッキン付き): ホームセンターや100円ショップの深型密閉容器
  • 大容量青シリカゲル(バルク): ネット通販で1kgあたり約1,000円前後で購入可能。青からピンクに変色したら電子レンジやフライパンで加熱して繰り返し再利用できます。
  • 小型デジタル温湿度計: 100円ショップや通販の小型温湿度計を容器内に入れておき、湿度15〜20%以下を維持。
  • これだけで、数ヶ月放置しても常に開けたてのサラサラな印刷コンディションをキープできます。